9月20日(土)に秋のオープンキャンパスを実施しました。
まず、本学科の学生が、学科や学生生活を紹介しました。
学生の視点からの教員紹介や、学内での過ごし方、サークル活動やアルバイト、趣味のことまで話題になりました。
高校生のみなさんにとっては、大学生活のイメージが少し具体的になったのではないでしょうか。
続いて、本学科教員が「論説文を読み、小論文を書くための技法」と題してお話ししました。
「いきなり自分の意見を書くのではなく、まずは筆者の主張を自分なりにまとめてから、それに対する自分の考えを書くとよい」など、具体的な方法がたくさん示されました。
推薦入試対策の企画ではありますが、論理的な文章を書く能力は様々な場面で必要になります。
入試対策というだけでなく、論理立てて自分の考えを述べる力、様々な問題について考える力を身につけることに結びつけてもらえればと思います。
次は、体験授業です。
「内なる宇宙の声を聞くー『易』占いとは何か?ー」という題で、本学科の漢文学担当教員が講義を行いました。
易者(占い師)は細い竹の棒を持って、それをじゃらじゃら鳴らして占いますが、その棒の名前をご存知ですか?
「筮竹(ぜいちく)」と言います。
講義では、筮竹を使ってどのようにして占いがなされるのかについて具体的に解説され、実は占われる人が潜在的に持っている考えを自覚させるものなのだという説明などがありました。
講義後には、「筮竹を見せてください」と教員に話しかけていた参加者もいました。
別教室では、書道実践が行われました。
毎年、とても人気のある企画です。
今回は、団扇に文字を書くことに挑戦してもらいました。
自分で書いた文字が付いている団扇は、特別感もあり、なおかつ実用的ということで、とても喜んでもらえたようです。
個別相談コーナーにも、たくさんの人が立ち寄っていました。
教員との相談だけでなく、在学生との対話の機会にもなり、大学をより身近に感じてもらえたのではと思います。
10月11日(土)には大学祭(藤陽祭)が開催されます。
日本語?日本文学科でも、教員や学生による企画を準備中です。
受験生、卒業生のみなさんも、ぜひ遊びに来てください。